2018年のJGC修行時、JALのビジネスクラスのセール運賃でクアラルンプールに行きました。この時、最低滞在日数の縛りもあり、それなりに観光したのでシェアします。
クアラルンプールはホテルが安いので、高級ホテルでのんびりしてもいいのですが、数日滞在するなら多少は観光しないとさみしいかなーと思います。
イスラム教の文化も日本ではなかなか触れる機会がないですし。
ブルーモスクに行こう
東南アジア最大、世界で4番目に大きいモスクらしいです。
クアラルンプールで見に行くモスクとしてはこのブルーモスクかピンクモスクのどちらかに行くことが多いと思います。ブルーモスク→ピンクモスクと回りたかったのですが、結局ブルーモスクしか回れませんでした……。
アクセス方法は好みがわかれる
電車、バス、タクシーの選択肢があります。
私はホテルからタクシーでいきました。片道30分くらいですが、渋滞に巻き込まれると2時間かかりました(帰りに渋滞につかまりました)。
渋滞が起きやすい時間(通勤ラッシュの時間)を外していくようにしましょう。
どれも一長一短なので好みでしょうか。
- タクシー:時間の融通が利くが、高額(往復3000円以上)で渋滞に巻き込まれる恐れあり
- バス:安いが、本数が少なく渋滞に巻き込まれる恐れあり
- 電車:渋滞の心配は不要だが、本数が少ない
ちなみにブルーモスクは通称なのでGrabやGoogleMapで探すときは正式名称の「Masjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah」で検索しましょう。
営業時間に注意
定休日:金曜日
営業時間:10時~12時、14時~16時
念のため、ホテルで聞いておきましょう。
ボランティアによる観光ツアー
事務所に行くと、ツアーに申し込めます。人が何人か集まったら始まる緩いツアーですが、私の行ったときは全員日本人でした。
注意点は下記3点です。
- 靴を脱ぐ
- 女性はヒジャブ(無料貸し出し)で髪を隠す
- 男女問わず、露出の多い服装の場合はローブ(無料貸し出し)で肌を隠す
ガイドさんは英語で解説してくれます。わかりやすい英語という情報をどこかで見たのですが、訛りのきつい英語で聞き取るのが大変でした。
壁には幾何学模様のきれいなタイルが貼ってあります。イスラム教でよく見ますが、センスのいい模様が多いので私は好きです。
大理石の床が鏡のようになっていたり、礼拝所(ドーム)の中も圧巻の装飾です。


見学の時間は礼拝の時間とずれているのですが、1人だけ礼拝してる人がいました。ガイドの人曰く、「あいつは遅刻したからこんな時間に1人で礼拝してるんだ。あんな風になってはいけない」だそうです。(写真には写ってない)
ちなみに礼拝堂の周りに4本の尖塔があり、尖塔の天辺で鐘を鳴らして礼拝時間を知らせていたとか。その尖塔4本と礼拝堂がすべて写る写真を撮影するのは敷地内からでは難しいです。広角レンズがあればできるかもしれません。
帰りのタクシーからようやく撮れました。
現地ツアーに申し込むのも手
本当はピンクモスクも同じ日に回りたかったのですが、渋滞で時間がなくなったのでブルーモスクだけになりました。そして下調べが手間だったりと意外と面倒なので、どちらも一度に回れるツアーに申し込むのもアリだと思います。
ブルーモスク、ピンクモスクどちらか単体のツアーもありますが、わざわざツアーを利用するならどちらも回れるツアーを利用する方がいいと思います。
バトゥ洞窟に行こう
こちらも宗教施設ですが、ヒンドゥー教の施設です。
入場料はありません。
見てわかる通り、かなり階段を上ります。272段あるので歩きやすい靴で行きましょう。
金色の像はスカンダです。シヴァとパールバティの次男で日本では韋駄天になってます。
※2018年に行った時の写真です。今はカラフルになってるそうです。
アクセスはタクシーがおすすめ
電車の駅がすぐそばにありますが、本数も少ないようなのでタクシー(Grab)をおすすめします。
サルに注意
野生のサルが人に慣れて人の食べ物の味を覚えているので危険です。餌をやる観光客がいっぱいいるので食べ物やビニール袋を持たずにサルを刺激しなければ大丈夫でしょう。
そばに行ってサルの写真を撮るくらいなら無反応ですから余程のことをしなければ大丈夫だとは思います。


まずは真っ直ぐ奥まで……行かずに洞窟ツアーに申し込みましょう
階段の頂上近くで左に行く分岐があります。そちらへ行くと洞窟ツアーを申し込めます。なぜ先にこちらへ行くかというと、洞窟ツアーが40分おきの開催なのでこちらを後回しにするとタイミング次第ではかなりの時間待つことになります。その待ち時間にトイレに行きたくなると階段を下りないとトイレに行けません。そしてもう一度上ってこなければなりません。とんでもなくしんどいです(経験者は語ります……)
待ち時間が長ければ先に宗教施設側の一番奥まで行きましょう。
洞窟ツアーでは様々な生物を見られます
真っ暗な中、ヘルメットを被って懐中電灯を持ってガイドの指示に従って進んでいきます。フルーツコウモリや、トタテグモ、巻貝などが見られます。クモと巻貝はバトゥ洞窟固有種だったと思います。
鍾乳洞なので壁に水が流れてできた鍾乳壁?のようなものもあります。


見学できるルートはごく一部であり、奥の方は立入禁止です。見学できるエリアの一番奥のあたりに外への出口(人間は出られませんが)があります。
あとは宗教施設側の一番奥に行くだけです
階段を上り終えると大きな鍾乳洞が広がります。
中は宗教施設なので様々な像があります。



一番奥に行くと、秘境感のある光景を見ることができます。
鍾乳洞の天井が抜けて洞窟の上に広がる森が少し浸食してきています。
帰りは足元に気をつけて帰りましょう
かなり急なので下りるときはかなり怖いです。
現地ツアーの利用も選択肢の1つ
こちらも、どうやって行こうとか考えるのが面倒くさいという方は現地ツアーを利用しましょう。ヒンドゥー教の知識はない方が多いと思いますので、ツアーを利用して簡単な解説をしてもらう方が楽しいと思います。
男性は中2くらいの時に結構調べて知っているかもしれませんが、それは黒歴史になっている人が多いでしょうし(笑)
まとめ
- 修行でクアラルンプールに行くなら観光もしよう
- ブルーモスクは観光しやすくおすすめ
Grabタクシーで行くのがおすすめ - バトゥ洞窟は唯一無二の観光地なのでぜひ行きましょう
ここもGrabがおすすめ - 下調べが面倒なら現地ツアーを利用するのもおすすめ