バンコクからクアラルンプールへ移動するのにロイヤルヨルダン航空のビジネスクラスを使いました。以遠権路線です。ちなみに、曜日によってバンコク⇄クアラルンプールとバンコク⇄香港の2通りの以遠権路線があります。
評価としては、悪くはないけども、わざわざ選ぶほどではないかな、という感じです。
ロイヤルヨルダン航空の機体は黒い
航空機はまず、全体に白の塗料を塗るそうです。色を付けたければ、その上から別の塗料を塗ることになります。手間や塗料の重量を考えて、白い機体が多いのですが、その中でロイヤルヨルダン航空は黒く塗っています。余程のこだわりがあるようです。
ロイヤルヨルダン航空RJ0180 ビジネスクラス
わずか2時間のフライトですが、機内食も出ます。
B787のビジネスクラスは2-2-2配列
スタッガードやヘリンボーンの1-2-1配列を知ってしまうと2-2-2配列というのはがっかりしてしまいすね。贅沢言っているのはわかるのですが。
ちなみにガラガラだったのでお好きな席にどうぞ!と言われ、予約していた中央の座席から窓際席に移動しました。隣がいなければ窓際がいい(隣に人がいるとトイレ行きにくいので中央席がいい)ですね。
2時間の便でもフルフラットになるなんてなんて贅沢なんでしょう!
クアラルンプールからまたヨルダンの首都アンマンまで飛ぶ機材だから豪華なのですが、うれしくなりますね。(似たような例はエティハド航空の名古屋-北京、エアインディアの関空-香港、エチオピア航空の仁川-成田などですね)


ヘッドホンにもロイヤルヨルダン航空のマークが入っていますが、ノイズキャンセリング機能もなく、普通のヘッドホンでした。足を入れるスペースが少し狭いので、身長が高い人(180cmあるような人)には少しつらいかもしれません。


中央席の頭上の荷物入れがないだけでここまでの解放感を感じられます。アシアナのA350も同じような仕様でしたが、この仕様は各社のビジネスクラスで取り入れてほしいですね。
搭乗中のモニター映像はヨルダンの観光地紹介の映像が延々流れていました。
機内食はワンプレート
まずはウェルカムドリンクです。水とオレンジジュースだったので後者を選択しました。続いて、アラビックコーヒーが配られます。コーヒーに香辛料を入れたもので独特の香りと味です。ローカル色を出しているのは気に入りました。
2時間のフライトなのでさすがにコース形式ではありません。2つか3つの中から選べましたが、あまり食指が動く料理がなく、消去法でカレーを選択。味は可もなく不可もなく。普通です。ふつー。特筆すべき点はなし。
強いて言うならサラダにセロリは気に食いません。私、セロリ苦手なんですよ。
ロイヤルヨルダン航空と他社との比較
- おしぼりに香りがついてない
- スリッパがない
- 機内食は普通
- 短距離でもフルフラットなのは素晴らしい
- バンコク⇄クアラルンプール路線のワンワールド系列では一番豪華な機材
(他に大型機材で飛ばしているのはタイ国際航空のB777、マレーシア航空のA330)