ユナイテッド航空ビジネスクラスに物は試しと乗ってみましたが、機内食がひどすぎて2度と乗りたくありません。とはいえ、機内食以外はそこまで悪くありませんでした。機内食は単独の記事で酷評しましたが、それ以外を備忘録もかねてまとめます。
いろいろ事件を起こしたユナイテッド航空ですが、実際に乗ってみないと実情はわかりませんからね。ビジネスクラスならそう悪くないですよ。機内食以外は!
ユナイテッド航空UA035便 サンフランシスコ→関空の機材はB787-9
私は大阪に住んでいるので、関空直行便もありかなと思ってしまったのです。ちなみに、北米→東京の国際線を選択すると、伊丹⇄東京の航空券を別切りにしないと航空券料金がめちゃくちゃ上がります。北米→関空の国際線を選ぶと、クアラルンプールへ戻る国際線に伊丹→東京の国内線を付けても料金はあまり上がりません。
関西在住の方がクアラルンプール発券北米行きの航空券を発券する場合、大阪⇄東京は別切りにして、北米⇄東京をANA運航便にすることを強くおすすめします。
ユナイテッド航空運航便の機材はどれがいいのか
ちなみに、ユナイテッド航空運航便の日本発着路線はこれだけあります。
- 成田⇄ロサンゼルス (UA032/UA033) B787-9 (2020年2月まで)
- 羽田⇄ロサンゼルス (UA032/UA033) B787-9 (2020年3月以降)
- 成田⇄サンフランシスコ (UA837/UA838) B777-300/B777-200
- 羽田⇄サンフランシスコ (UA875/UA876) B787-9
- 関空⇄サンフランシスコ (UA034/UA035) B787-9
- 成田⇄シカゴ (UA881/UA882) B777-200 (2020年2月まで)
- 羽田⇄シカゴ (UA881/UA882) B777-200 (2020年3月以降)
- 成田⇄デンバー (UA142/UA143) B787-8
- 成田⇄ヒューストン (UA006/UA007) B777-200
- 成田⇄ダレス(ワシントンD.C.) (UA803/UA804) B777-200 (2020年2月まで)
- 羽田⇄ダレス(ワシントンD.C.) (UA803/UA804) B777-200 (2020年3月以降)
- 成田⇄ニューアーク(ニューヨーク) (UA078/UA079) B777-300 (2020年2月まで)
- 羽田⇄ニューアーク(ニューヨーク) (UA078/UA079) B777-300 (2020年3月以降)
- 成田⇄ホノルル (UA902/UA903) B777-200
- 成田⇄グアム (UA827/UA828) B777-300/B737-800
- 関空⇄グアム (UA150/UA151) B737-800/B737-700
- 中部⇄グアム (UA136/UA137) B737-800/B737-700
- 福岡⇄グアム (UA165/UA166) B737-800/B737-700
この中でユナイテッドPolarisビジネスクラスが搭載されているのはこれだけです。
さらにその中でもおすすめはB777-300です。
座席レイアウトを見てもらうとわかりますが、B787シリーズは2-2-2レイアウトです。
B777-200は前2列は1-2-1、それより後ろは2-4-2レイアウトです。
B777-300だけは1-2-1です。
関空線のビジネスクラスの座席レイアウトは2-2-2
やっぱりANAやJALの1-2-1レイアウトを体験すると、長距離路線で2-2-2レイアウトはちょっと残念に感じちゃいますよね。
スリッパは足置きに置いてありましたが、寝具はすべて座席にあります。
寝具が充実しています。枕2つにサックス・フィフス・アベニューのブランケット2種です。


座席を正面から見るとこんな感じです。
ユニバーサルコンセントとUSBジャックがあり、充電環境は良いです。
リクライニングは電動です。そして腰のあたりの狭いところにモニター操作のコントローラーやマガジンラックがあります。
ビジネスクラスのアメニティはスパイダーマン仕様!
ビジネスクラスのアメニティはスパイダーマン仕様で統一されています。こういう遊び心はいいですね。
歯ブラシ、アイマスク、耳栓、コスメ、靴下、ティッシュ、ポストカードです。
ちなみに、未開封証明のために封がしてあります。ハサミを持ち込めないのでどうやって開けるのかCAさんに聞いたら、力づくで開けてくれました。アメリカらしいですね。
ちなみにファスナーもスパイダーマン仕様です。
ビジネスクラスPolarisではパジャマがもらえる
ユナイテッド航空のHPには、12時間以上のフライトでのみパジャマが使用できると記載されています。UA035便は12時間未満のため、パジャマは使えません。しかし、機内で配られたメニューに挟んであった案内メモにパジャマが用意してあると書いてあり、CAさんに聞いてみるとパジャマをいただけました。


お手洗いで着替えます。
ANAビジネスクラスのパジャマの色違いに見えます。ペラペラだけど、肌触りがとてもいいです。
ちなみに、ANAはレンタルなのでユナイテッドもそうだろうと返そうとすると、持って帰っていいですよと言われたので持って帰りました。
お手洗いは普通
他社のビジネスクラスと特に差別化しようとしている点はありませんでした。無難なお手洗いです。
ビジネスクラスPolarisの寝具は上質で快適に眠れる
これがサックス・フィフス・アベニューの2種のブランケットです。わざわざユナイテッド航空ビジネスクラスPolarisのために作ったものだそうです。
暗い写真ですが、ベッドメイクしてもらいました。もちろん、マットレスクッションを借りました。
意外なことにかなり快適に眠ることができます。ビジネスクラスの中では一番かもしれません。睡眠に関してだけはANAのビジネスクラスよりも快適です。この点は素直に称賛できます。次の日がそのまま仕事だとか、機内でしっかり寝たい場合にはユナイテッド航空のビジネスクラスが選択肢に挙がると思います。
ユナイテッド航空のサービスはそこまで悪くないが……
効率重視のきらいはありますが、雑というわけではありません。ただ、ビジネスクラスということを考えると、ちょっと効率重視すぎるかなあと思います。
こう、フランクな接客というわけではないんです。過剰に気にかけてほしいわけではないのですが、どうしても他社のビジネスクラスと比較してしまいます。
そうなるとちょっと効率主義に行きすぎではないかなと思ってしまいます。せっかくハードはいいんだから、サービス面も改善すればいいのにと思います。
いや、昔から比べると改善したのかもしれませんが……。
ユナイテッド航空の機内食はまずい
ハード面の素晴らしさを機内食が全て台無しにしています。
こちらを参照ください。
www.trip-diary-g-copenhagen.work
まとめ